BUTTERSOUND

好きを仕事に。JUST BE MYSELF

JUST BE MYSELF

好きを仕事にする。

立体感のある音作り

市販の音源、言わばプロの音源プロと言ってもどこからがプロかっていうのもすでによくわからない時代ですが個人的に最も自分との差を感じるのが、音の立体感です。立体感には2種類あると思ってまして相対的な立体感絶対的な立体感です。

 相対的な立体感は例えば、ギターが前の方に聞こえて、ストリングスは後ろでうっすら聞こえますっていう立体感です。この距離感の差で、平面的ではなくステージや部屋の中で演奏しているような立体感のあるサウンドになります。

 絶対的な立体感は特定の楽器の音、そのものの立体感です。例えばギターを直接インターフェイスにつないでライン録りすると、全く空気感の無い平面的な音が取れます。これは絶対的な立体感が0の状態。リアルなレコーディングだと、スタジオでマイク録りして、同時に複数のマイクで録音する。例えばオンマイクとオフマイクとかアンビエンスマイクとか。それらを混ぜることで立体感を出します。そもそもマイクで録るだけで空気感が出るので、そもそも立体感があります。このマイク録りの状態を擬似的に再現しようと努力すると、結構良い感じになります。そこで登場するのがリバーブです。

 ぼくはWavesのTrue verbをよく使います。ポイントは初期反射。アーリーリフレクションとも言います。True verbをAUXトラックに挿してセンドでそれぞれのトラックにTrue verbをかけますかけすぎると不自然なので程々に。ベースにもキックにもスネアにも、全部にかけちゃいます。他にも立体感を出す方法は色々あると思いますが、この方法が一番簡単。ギターについては、全く同じことを演奏したトラックを2つ用意(コピペ禁止)して、それぞれ抜けのいい音と抜けない音にEQで調整して重ねるとか。その場合もTrue verbはかけますが。

 あとは 各トラックの音量バランスで相対的に遠近感を出します。この時に、アタックが早めのコンプをかけたり、長いリバーブ(IRのリバーブのルームが広いやつ。ホールとか)をかけると、音像がぼやけて引っ込んで聞こえたりとかも出来るんですが、この辺は勉強中です。なかなかうまくいかない。。

 個人的には、相対的な立体感よりも、絶対的な立体感の方がサウンドには影響大きいかなと感じています。ジャンルにもよりそう。4人編成のロックバンドとか楽器が少ないし、そこまで凝ったアレンジでなければ、そこまで各楽器の距離感を出す必要もなさそうな気がします。